6話の「鬼滅の刃」で観るべきところは、禰󠄀豆子の可愛さですね。暗示をかけられたとはいえ、弟や妹に見えた人たちに優しく触れるのは禰󠄀豆子自身の優しさのあらわれよな~。
概要
鬼殺隊の試験を乗り越え初任務に赴く炭次郎。赴いた街では若い娘が夜になると攫われる事件が起こっていた。
事件の被害者の婚約者に会う炭次郎。婚約者と一緒に匂いで鬼を探す。
夜になり事件を起こしていた鬼が動き出す。16歳になる若い娘を攫って逃走。
鬼が行動を開始したことで匂いを強く察知することができた炭次郎。匂いを元に犯行現場に駆け付け、地面に潜ることのできる血鬼術と対峙するのであった。
今回はコミックス2巻の内容になっています。
感想
・出世できない
5話の話になりますが、炭次郎の日輪刀は黒色に変化しました。
持ち主の素質に合わせて日輪刀は色を変えるのですが、黒色の刀持ちは鱗滝さん曰く…
能力が分からな過ぎて出世できない
とのこと(笑)オブラートに包まない鱗滝さんが素敵です。
まぁ炭次郎は禰󠄀豆子を人間に戻すのが目標なので、気にしていませんでしたが。
・用意がいい鱗滝さん
鱗滝さんの優しさが身に沁みますな。炭次郎と禰󠄀豆子が一緒にいられるように移動用の木箱をちゃんと用意してくれるとは…。
旅立ちの際、炭次郎の体をポンポン叩く姿が完全に孫の旅立ちを心配するおじいちゃんである。
優しさを感じさせる描写がちょくちょく入っているのが「鬼滅の刃」の魅力でもありますよね~。
・被害者の婚約者
婚約者をわけもわからず失った男・カズミ。婚約者が失踪した際、一緒にいたわけですから、わけが分からない婚約者の親父には当然殴られますわな。
かといって鬼の仕業なのでカズミにどうこうできたわけもなく…なんとも悲しい話ではあります。
でも異形の鬼と対峙した際、鬼に向かって婚約者の場所を問いただせたカズミは強い男だと思いますよ。普通は我が身可愛さで声なんてかけられないはず…。
カズミがどれだけ婚約者のことを想っていたかがあらわれているシーンですよね。
・鬼との戦闘
う~ん、エフェクトを派手にするのはいいんですけど…今回はテンポが悪かった!
なんとなく時間引き延ばし感がありましたね。まぁ作画スケジュールや区切りの良し悪しなど色々な事情があるんでしょうが…。
でも戦闘の中身は原作と変わっておらず、面白かったと思います。いきなり地面に潜ったり3人に分裂する血鬼術持ちの鬼に当たるとか…炭次郎の運のなさは折り紙付き…w
しかも16歳の娘を限定的に狙うちょっとおかしな鬼ですからね。歯ぎしりがとっても特徴的。
この鬼にも何か過去に傷があったような気がするんですが…内容忘れちゃいましたw
次回7話で語られる真相を楽しみにしております。
・禰󠄀豆子の優しさ
いや~、炭次郎がピンチの時に現れた禰󠄀豆子がかっこよかったです。原作読んでいた時は完全に禰󠄀豆子の存在を忘れていたのでびっくりした記憶があります。
う~ん、戦闘スタイルも蹴り技中心でとっても好み。禰󠄀豆子の見事な太ももに見とれたのは私だけではないはず。
あとは被害者とカズミを弟や妹だと思って優しく触れたシーンがとても印象的でした。禰󠄀豆子の家族愛や優しさを感じられるとともに、なによりも守りたい者は兄以外いなくなってしまっているという現実の悲しさも感じさせるシーンでした。
あの優しさ…炭次郎は長男ですが、禰󠄀豆子も長女なんですよね~。責任感の強さと家族愛はさすが兄妹と思わせてくれました。
鱗滝さんの暗示のかけ方も見事。「人間を守るために戦え」と漠然としたものではなく「人間はみなお前の家族だ。人間を守れ」と守るべき対象を家族に見せることで暗示の効き目を高めている感じがします。
「人を殺させない」+「炭次郎の力になれる」+「家族を守るために力がアップする」をクリアした見事な暗示ですわ。
まとめ
6話は戦闘のテンポはイマイチでしたが、鱗滝さんの優しさと禰󠄀豆子の活躍がみれたので大満足。炭次郎が一人ですべてを背負っているわけではないことを感じさせてくれる良い回でした。
次回は沼鬼(仮称)との決着。果たして16歳の女性限定誘拐犯の沼鬼にはどんな過去が隠されているのか…。7話も期待して待ちたいと思います。
【関連記事】
↓ ランキング参加中。クリックよろしくお願いします。