25話で最終回だったわけですが、アニメ全体の感想としてはアニメという枠に収めようとして所々違和感のある改変があったのが残念でした。
どうにも作品の読み込みが浅く、ファンの期待していた部分を取り違えていた感じがしましたね。
分かりやすく言うと…
尚文の黒い笑顔が足りね~っ!
引用元:©2019 アネコユサギ/KADOKAWA/盾の勇者の製作委員会
原作のファンが求めていたのは尚文の悪知恵や達観した考え方だったのでは?と私は思います。
もしくはスタッフもそれに気づいていたけど、ラフタリアの可愛さを前面に出してアニメの人気を集めようとしたのかも…。
引用元:©2019 アネコユサギ/KADOKAWA/盾の勇者の製作委員会
別にそれ自体は悪いことではないんですが…尚文の悪知恵や達観した考え方もしっかり表現してもらいたかったです。
アニメの尚文は原作に慣れた私としてはちょっと優しすぎて物足りなかったですわ。
引用元:©2019 アネコユサギ/KADOKAWA/盾の勇者の製作委員会
前半がいい滑り出しだった故に、後半のメルティ誘拐事件~教皇戦あたりが微妙な改変によりグダグダしていて非常に残念でした。
【総評】
引用元:©2019 アネコユサギ/KADOKAWA/盾の勇者の製作委員会
・悪い作品ではないけど、改変により面白い回とつまらない回の落差が激しかった。
・前半は尚文のやさぐれ具合がよく出ていて面白かった。
・ラフタリアの作画には力が入っていてキャラも相まって可愛かった。
・後半の尚文はナヨナヨしすぎて図太さが足りない。(原作比較)
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