前に進めば前進する
※話の展開へのネタバレはありません。
ついに「彼方のアストラ」始まりましたね。1話見ましたけど…
すげー面白かった!
宇宙を舞台にした十五少年漂流記のような印象を受ける始まり方でしたね。
これからみんなで苦難を乗り越え母星に帰る展開になるはずだぜっ!(棒)
正直このアニメ化は原作読んでいない人のほうが絶対楽しめますよ。
むしろ今から原作読むのはあまりお勧めしません。このままアニメで楽しんでいけばいいんじゃないかな~と思います。
どうしても気になる人は原作読んじゃうのかもしれませんが…展開が分かってしまうと「アニメは別に見なくていいや~」という考え方になってしまうかも…。
あらすじ
宇宙旅行が当たり前になった時代、惑星キャンプにて惑星マクパに降り立った少年少女9人。
惑星キャンプに湧きあがるメンバー達であったが突如謎の光が発生、全員飲み込まれてしまう。
気が付くとそこは宇宙空間真っ只中。近くに謎の宇宙船があったため避難するも、教師陣とは連絡が取れない状態となってしまう。
ここに、メンバー9人による帰還のためのサバイバル生活が開幕するのであった。
↓ アニメPV2
作品
原作漫画は完結済みで単行本5巻で発売中。
作者は「SKET DANCE」の著者でもある篠原健太氏。
作風はサバイバル作品にありがちな悲壮感漂うものではなく明るい雰囲気ですね。
近未来?が舞台ということもあり、サバイバル作品というよりはどっちかっていうとSF作品になります。
Webコミック配信サイトである「少年ジャンプ+」にて2016年5月~2017年12月まで連載されていました。
作品自体は2017年で完結していたが連載終了後に口コミなどで評判が広がり、2019年には「マンガ大賞2019」で大賞を受賞しています。
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1話の感想
①ギャグが若干滑っている
でも私は嫌いじゃないっ!
カナタが警備ロボットに運ばれてくるところや出発の合図に被せて発言してくるアリエスにはクスクスと笑わせて頂きました。
若干滑っているのも含めて面白いのが篠原健太氏の作風だと思うんですよね。
②伏線だらけ
1話目から伏線祭りでござる
自然な伏線が多くて思わず唸ってしまいますね。
どこがどうとは説明しませんが、たくさん張り巡らされているのは確かです。
私も原作読んだのは大分前なのでアニメ版は2周目みたいな感じで楽しませていただいています。
③改変部分
盛り上がる良い改変であった!
カナタがニット帽の男子・ウルガーのカバンを拾ってあげるシーンとみんなでカナタ・アリエスを助けるシーンはアニメオリジナルですね。
これから育まれる仲間たちの絆を予見しているような気がしてテンション上がりますわ。
④ 作画がきれい
思った以上に作画がきれいだった!
こんなに力が入っているとは正直思いませんでしたね、
好きな作品だっただけにこれはうれしい!
⑤「彼方のアストラ」の構成
原作はなるべくして5巻で完結した!
実は「彼方のアストラ」という作品は単行本5巻で完結とけっこう短めの作品なんですよ。
でも原作を読んだ時にも思ったのですが…この作品はなるべくして5巻構成になったのかな~と思います。
なぜなら…
始めからバンバン伏線が貼ってあるから
どう考えても最初から計算していないとうまく着地できない伏線が貼ってあるんですよね~。
ダラダラと間延びせず終わり方が本当に綺麗な作品でしたわ。アニメも構成をうまく調整して綺麗に終わらせてほしいです。
まとめ
PVなどであまり映像が流れていなかったので出来を心配していた部分もあったのですが…
予想以上に力を入れてくれていてうれしい限りっ!
そしてまだ原作を読んでいない人には…このままアニメを楽しむつもりなら原作を読まずにアニメを追いかけてもらいたいな~と思います。
そしてネタバレに十分気を付けていただきたいです。ネタバレ・ダメ・絶対。
はじめはギャグが滑っていてアホっぽい作品に見えるでしょうが…口コミで広がり「マンガ大賞2019」で大賞をとった実力は伊達じゃないですよ。
似ている作品
無人惑星サヴァイヴ
仲間が協力してサバイバルするのを楽しみたいならこちらの作品。
無人の惑星に流れついた少年少女たちが衝突しながらも助け合いながら生き抜いていくアニメです。
実はNHK制作の作品で評価が高め。
銀星みつあみ航海記
宇宙を舞台とした物語…スペースオペラを楽しみたいならこちらの作品。
宇宙で運輸業を営む元軍人の主人公たちがトラブルに巻き込まれつつも持ち前の戦闘力で乗り越えていくドタバタ系ライトノベルです。
もちろん特徴的なヒロインも完備。この作者の作品では「でたまか」や「ご主人様は山猫姫」の方が有名かもしれませんね。
BD/DVD
どちらも2019年10月25日発売予定。