選択肢にない行動をとれるのがTRPGの魅力!
鉛筆やサイコロを使いみんなでワイワイ楽しんでいくアナログゲーム…それがTRPGです。
そして、その風景を本にしたリプレイ本というものがあるんですよね。
まぁぶっちゃけ…
読んでみると面白いよね!
今回はそんなリプレイ本の中でもお勧めしたいものを紹介していきたいと思います。
個人的な傾向としましては「笑える」「意外性」「ファンタジー」を好む傾向にありますので、そういった作品が好きな人は参考にしてみてください。
ただし、私はTRPGをやったことがないので、あくまでも読み物として面白いかどうかの判断となってしまうのでそこだけはご注意を…。(ルールやゲームとしての面白さはよくわかっていません)
【知っている方は読み飛ばし推奨】TRPGとは?/リプレイ本の魅力
TRPG…それはテーブルトーク・ロール・プレイング・ゲームと呼ばれ、ゲーム進行役(GM)を中心に鉛筆やサイコロを用いて冒険していくアナログゲームです。
そしてその冒険の選択はプレイヤー一人一人の性格やPTの特性によって違います。例えば…
・危険を回避するために金で傭兵を雇う
・戦いを有利にするために戦闘前に相手を眠らせてしまう
・プレイヤーキャラの性癖に合わせて行動を決める
このようにTVゲームと違いGMが臨機応変に対応することが出来るため、全く予想できない意外性のある選択肢が選ばれることがあります。
そんなTRPGのプレイ風景を本にしたものがリプレイ本と呼ばれるものです。
このリプレイ本には時々腹を抱えて笑うほどの珍品が紛れ込んでいることがあります。
今回はそんな作品を紹介できたらな~と思い、記事を書いてみました。
おすすめのリプレイ本
1位 新ソード・ワールドRPGリプレイ集NEXT
搦め手は好きかい?私は大好きです!
全員盗賊ギルドに所属して冒険していくという変わったPTのファンタジー系リプレイ本です。
相手を眠らせて奇襲したりモンスターに化けてだまそうとしたり…戦いをなるべく回避しようとするメンバーたちに笑いが止まらずw
新米GMをあの手この手で悩ます先輩プレイヤーたちが生き生きとしていますね~。新米GMのいじられっぷりもこの作品の魅力だと思いました。
2004年発売の作品です。本編は9巻まで発売。それ以外にも外伝が1冊発売されています。
2位 デモンパラサイト・リプレイ剣神
家族みんなで仮面ライダー(笑)
4人兄弟がデモンパラサイトに寄生されて仮面ライダーみたいに変異し、色々な事件を解決していく伝奇アクション・リプレイ作品です。
一番の魅力は兄弟同士のやり取りでしょうね~。長男が突飛な行動をして次男が無残にも巻き込まれる…。それを華麗に流していく次女と末っ子w
家族らしいやり取りの中にお笑いがちりばめられています。
プレイヤーさんたちもみんな楽しそうにプレイしている感じが出ていておすすめの作品です。
2007年の作品で全5巻発売中です。
3位 ソード・ワールド2.0リプレイ 千竜と刃の革命
チャリオット…好きかい?
ドラゴンを主題にした物語なのにゾウの引っ張るチャリオットがすべてを持って行った作品。
主人公キャラがエレファントライダーとして活躍する作品はかなり珍しいのでは?
他にも元アイドルの不良女性ドワーフやリプレイの最中に信仰(プリースト)に目覚めたリルドラケン(竜人族)など濃いキャラがたくさん出てきます。
濃いメンツによる予想できない行動がとっても魅力的な作品ですw
2014年に発売された作品で、全3巻が発売中です。
4位 ソード・ワールド2.0リプレイ 新米女神の勇者たち
リプレイ初心者に最適な一冊
レベル1から始まり最初は冒険者としてシンプルな冒険を行っていくのでリプレイ初心者にお勧めの一冊です。
ただし…シンプルな冒険に反してこの作品もぞんざいな主人公やブラコンエルフ、金にがめついリルドラケンなど濃いキャラが多数出てきます。
特にポンコツ執事のここぞというときに回らないサイコロの目とそれをいじるPTメンバーのやり取りは秀逸ですね。
発売したのは2008年。本編は11巻まで、続編としてリターンズが全4巻発売されています。
まとめ
最初の出会いは実は偶然!
実は私…初めてリプレイ本を買ったとき、普通のライトノベルだと思って買っちゃったんですよねw(「ソード・ワールド2.0リプレイ 新米女神の勇者たち」の1巻です)
まぁ開いてびっくり…「人が演じているキャラで話を作っている?…演劇かよ?」とか生意気にも思いました。
そんな感じで「他人がキャラになりきってゲームしている本が面白いのかよ?」と疑いながら読んでいたのですが…
予想以上に自分好みではまっちゃいましたw
この偶然の出会いがなければリプレイ本はチェックしていなかったかもしれません。
というわけで、面白い本を探している人は試しに一読してみてはいかがでしょうか?手軽に電子書籍で手に入るようになりましたしね。
新しい世界が開けるかもしれませんよ?