2019年9月6日(金)~9月26日(木)の3週間限定上映の「ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝」を観に行ってきました。
(引用元:KyoaniChannel より)
そして観に行った結果…
泣きました
私は「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」という作品をまったく知らなかったんですが…姉妹の絆にやられちまいましたね~。
静かに感情を揺さぶってくれる作品といえばいいんでしょうか?
アニメ版を観ている人はもちろん、「アニメ版は観ていないけど人情系の話は好きだよ~」という人にもお勧めできる作品かと思います。
アニメ版のあらすじ
とある大陸の、とある時代。
大陸を南北に分断した大戦は終結し、世の中は平和へ向かう気運に満ちていた。
戦時中、軍人として戦ったヴァイオレット・エヴァーガーデンは、軍を離れ大きな港町へ来ていた。
戦場で大切な人から別れ際に告げられた「ある言葉」を胸に抱えたまま――。街は人々の活気にあふれ、ガス灯が並ぶ街路にはトラムが行き交っている。
ヴァイオレットは、この街で「手紙を代筆する仕事」に出会う。
それは、依頼人の想いを汲み取って言葉にする仕事。彼女は依頼人とまっすぐに向き合い、相手の心の奥底にある素直な気持ちにふれる。
そして、ヴァイオレットは手紙を書くたびに、あの日告げられた言葉の意味に近づいていく。
(引用元:「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」公式ホームページのあらすじより)
↓ PV4
(引用元:KyoaniChannel より)
↓ 「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」について知りたいなら(その1)
(引用元:KyoaniChannel より)
↓ 「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」について知りたいなら(その2)
(引用元:KyoaniChannel より)
テレビアニメ版はヴァイオレットの自動手記人形としての成長が描かれているようです。
原作はライトノベルで全2巻+映画の内容が収録されている外伝1巻となっております。
2020年1月に新作劇場版が公開予定でしたが、京アニ放火事件の影響のためか延期されています。
(引用元:KyoaniChannel より)
外伝(映画)のあらすじ
……大切なものを守るのと引き換えに僕は、僕の未来を売り払ったんだ。
良家の子女のみが通うことを許される女学校。
父親と「契約」を交わしたイザベラ・ヨークにとって、
白椿が咲き誇る美しいこの場所は牢獄そのもので……。未来への希望や期待を失っていたイザベラの前に現れたのは、
教育係として雇われたヴァイオレット・エヴァーガーデンだった。
(引用元:「ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝」公式ホームページのStoryより)
ヴァイオレットが一人前の自動手記人形になった後の話のようです。
話としてはテレビアニメ版の後の話になるのでしょうか?(テレビアニメ版観ていないため不確か)
こんな人におすすめ
・原作読んでいる方
→細かい表現やきれいな映像、声優さんの演技が楽しめる
・アニメが気に入った方
→泣かせるシナリオ+細かい表現やきれいな映像、声優さんの演技が楽しめる
・原作やアニメを全然知らないけど人情話が好きな方
→ 泣かせるシナリオ(姉妹の絆やヴァイオレットの優しさ)が楽しめる
戦闘シーンはなかったので、バトルに興味がある人は楽しめないかもしれません。
感想
①姉妹の絆
涙腺弱い人はハンカチもってき
う~ん、姉妹の絆を軸にBGM・映像の素晴らしさもプラスされて涙腺を破壊された感じですね。
はじめは姉のイザベラを「根暗そうなやつ」「ちょろいヤツ」だと思っていたんですが、イザベラの回想から「あっ、こいつただの根暗なお嬢様じゃないな」というのがわかってきまして…そこから面白くなってきました。
そして中盤のヴァイオレットと妹ちゃんとの話で勢いを付け後半へ…
「どうなるんや?無事に成功するんか?」とハラハラしながら見守りつつ盛り上がるシーン…
涙がドバーーーッ!
となりましたとさ。
斬新なアイディアや刺激的な展開はありませんでしたが、じっくり感情を揺さぶってくれる優しい作品でした。本当に…ええ話だな~。
②ヴァイオレット本人について
最初は設定がよくわからず
最初分からなかったのは、ヴァイオレットが人間なのかそうじゃないか(アンドロイドとかなのか)というところですね。
答えとしては「戦闘訓練を受けた人間」でした。
「自動手記人形(ドール)」という単語が出てきたのが人なのかアンドロイドなのかよく分からなくなった原因ですね。
のちに風呂シーンでの義手の描写や「自動手記人形(ドール)」の結婚という話を聞き、アンドロイドではないんだな~ということがわかってきました。
「自動手記人形(ドール)」とはもともと人間の声を文字に起こす機械人形のことを指していましたが、時代が進むにつれ代筆業を行う人のことも「自動手記人形」と称するようになったという設定のようです。
③ヴァイオレット・エヴァーガーデンが美人すぎる
………かなり美人じゃね?
ヴァイオレットがめちゃくちゃ美人に描かれていて観るのがつらい症候群に陥りましたw
見つめてくるシーンで目力があるからか…妙に照れくさくなるんですよねw
もうお嬢様のイザベラやC.H郵便社の同僚が可哀想になってくるレベルで美人に描かれすぎていまして…。
どんなシーンでもまずはヴァイオレットに目が行ってしまうほどの吸引力がありますw
まとめ
暖かい気持ちで映画館を出ることができた作品
観終わった後に「観に来てよかったな~」と思える作品でした。
姉妹の絆の話も素晴らしかったし、その絆を繋げるヴァイオレットの存在も輝いています。
各シーンでのヴァイオレットの気持ち・姉妹の気持ちを想像しながら観るとより楽しめる作品なのではないでしょうか。
興味がある人はぜひ観に行きましょう!
さて…
TV版を全部チェックするか!
【ネタバレ】
ちなみに原作ライトノベルでは少佐は生きていたみたいです。(これを知ってTV版全部チェックする気になりました)
来年公開予定だった劇場版「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」は少佐に焦点を当てた話になるのではないかな~と予想しています。