予想通り2巻から面白くなった!
2巻から2人がとても楽しそうにキャンプするようになったため、1巻に比べて面白さがぐっと上がりましたね~。
一緒にギア(道具)を見て回ったり料理を食べたりする姿がとても楽しそうで、キャンプに行くワクワク感を感じることが出来ました。
雑学要素も増えていましたし…1巻は長いプロローグやったんや!
というわけで現在発売中の3巻まですべて読んだ『ふたりソロキャンプ』の感想を書いていきたいと思います。
あらすじ
オレは樹乃倉厳。34歳。趣味はキャンプ。独りで野営する生粋のソロキャンパー。車はいらない。電車を乗り継ぎ、最後はバスで山に入る。自然を愛してる、火を木を水を土を。それと同等に孤独な自分の生き方を愛している―――。…な俺が! ひょんなことから草野雫20歳という小娘に出会い、ふたりでソロキャンプをするはめに!
(引用元:Amazon『ふたりソロキャンプ』1巻の内容紹介より)
月二回刊行の漫画雑誌『イブニング』で連載中の漫画。
↓ 公式ページ(2話まで試読可能)
現在3巻まで発売中。(2019年10月21日現在)
おすすめ度
★★★★☆
1巻のみだと★2です。本当の面白さを知りたい人はしっかり2巻まで読むことをおすすめします。
感想
①キャンプの楽しみ
準備・料理・景色!
いや~、2巻以降は読んでいてキャンプに行ってみたくなりました!
準備する楽しみ…おいしい料理を大自然の中で食べる楽しみ…雄大な景色を見ながらのんびりする楽しみ…2巻以降は共感しやすいキャンプの楽しみ方がしっかり描かれていました。
そしてそんな楽しみの中で厳さんがソロキャンプ哲学を語る姿が…とってもかっこいいです。
自分の中のソロキャンプ哲学を大事にしている厳さん…経験則からくる言葉がさらにキャンプの魅力を伝えてくれます。
②ヒロイン・草野 雫
料理という長所でうまくバランスをとったヒロイン
料理という長所を生かして、うまく頼るだけではないヒロインを演出していますね。
1巻では冤罪や我儘がダメな方に作用してイマイチなキャラクターとなっていましたが、2巻以降は素直かつ勉強熱心で応援したくなるヒロインとして描かれていました。
主人公の嚴から色々とアドバイスをもらいながら成長している点も読者への共感性を高めており良い描き方だと思います。
あとは…厳に惚れているという描写がチラホラみえますね。ラブコメ漫画要素も増えて個人的にはより楽しくなってきました♪
いつか一人で行うソロキャンプの様子や厳との関係がどうなるか先が気になるヒロインです。
③キャンプ雑学
焚き火一つにも色々あるんだな~
1巻では雑学もイマイチ興味をひかないな~と思いながら読んでいたんですが、2巻以降はテントの種類や焚き火・焚き火台などのキャンプ知識がしっかり解説されていました。
うんうん、こういうのが読みたかったんだよ~。
キャンプ後の片付けやその心構えについても言及されているし、充実した内容となっておりました。
あとは、事前の場所のとり方(契約の仕方)やキャンプ場所の選定のコツなどの一連の流れもそのうち載せてくれるといいな~~。
まとめ
やっぱり二人が楽しそうにキャンプしている姿がいい!
1巻はなんでつまらなく感じたのかな~と考えてみたんですが…2人が楽しそうにキャンプしているように見えなかったからかな~と思いました。
厳さんは塩罪で脅されいたわけでして…それでキャンプを心から楽しめというのは無理があるわなw
その点、2巻からは厳さんが歩み寄るシーンも多くみられ、お互いに楽しそうにキャンプをしている姿がよく描けていました。
現実にしろ漫画にしろ、人が心から楽しんでいる姿を見るとみているこっちも楽しくなってきますよね♪
そのうち厳さんの元カノ?の話とか出てきそうな雰囲気がありますが…個人的にはそこまで深く掘り下げないでもらいたいかな~と思います。
もっと二人でワイワイ言いながら笑顔でキャンプを楽しむ姿がみたいですw