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【小説】私のラブコメの原点…灰谷健次郎の作品かな


灰谷健次郎の作品の感情表現はすばらしい!


私のラブコメ好きの原点をあげるとするならば…灰谷健次郎の作品ですね。


灰谷健次郎の作品は別にラブコメ作品だったりライトノベルだったりするわけではないのですが…登場人物たちの感情が自然と読者に入ってくる感じがあります。


「登場人物達の暖かいやりとりを楽しみたい」「教育の尊さを感じたい」という人にはおすすめの作品たちです。




兎の眼


祖父と2人きりで住む小学生の男の子と新人女教師の交流を描いた作品です。(1冊で完結)


始めにいきなり男の子が足で潰したカエルの死体を新人女教師に見せつけるというショッキングな出来事があります。


そのショッキングな出来事をきっかけに新人女教師と小学生の交流が始まるんですよね。


そしてこの2人が徐々に信頼関係を築いていく姿が丁寧に描かれているわけでして…心が暖かくなってきます。


現在は表紙のイラストがジブリっぽく描かれていましたね。作風にピッタリ合ったイラストだと思います。




②海になみだはいらない


漁師の子供である男の子と都会から来た女の子の交流を描いた作品です。(小学生)


自分とは違った感性をもつ女の子に男の子が徐々に惹かれていく話になっていますね。


また周りの大人が子供たちの導き手として魅力的に描かれており、人を育てることの尊さや人に優しくする思いやりを教えてくれます。





まとめ


登場人物たちの自然なやりとりは一級品!


灰谷健次郎さんが描く登場人物たちの自然なやりとりは一級品だと思います。


特に今回紹介した2冊はそれぞれ1巻で完結したこともあり非常に読みやすくなっています。


登場人物達の暖か味のあるやりとりが好きな人は一度読み出すと止まらなくなるので、ぜひ読んでみてください。



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