まぁまぁ面白かった
主君の仇を討つために立ち上がった赤穂浪士達の話…それが忠臣蔵ですが、本作はその忠臣蔵に対するお金の問題を面白おかしく描いたコメディ作品となっております。
私のイメージとしては「討ち入りを果たすために色々と考えを巡らせて必死に金策する」だったんですが、実際にはちょっと違いましたね。
赤穂藩が取り潰された時に残ったお金を侍たちが食い潰す様子を面白おかしく描いた作品でした。
そしてその無駄遣いに頭を抱える勘定方たち…この金銭感覚の違いがより笑いを誘う^_^
そして登場人物たちも一癖も二癖もあるキャラとして描かれており…
・女遊びが大好きで本当は討ち入りする気のない…でも怒り出すと手のつけられない大石内蔵助(俳優→堤真一)
・大石内蔵助の暴走によりいつも金欠で頭を悩ませることになる勘定方の矢頭長助(俳優→岡村隆史)
・討ち入りを声高に叫ぶがお金の事は全く考えずあれよあれよと浪費していく侍の堀部安兵衛(俳優→荒川良々)
などかなり個性的で笑える性格をしていました。
忠臣蔵と聞くと今まで真面目な話ばかりだと思っていましたが本作は思いっきりギャグに特化しております。
忠臣蔵を知っている人もまったく知らない人も違う価値観で楽しめる作品になっておりますので、気になる人は見て損のない作品だと思いますよ。
おすすめ度→★★★☆☆
1800円中900円くらいの価値かな〜と思います。
登場人物たちの奇行にクスクス笑える感じですね。