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【ラノベ】『魔物の国と裁縫使い』の感想・評価

 

 

生まれ持った能力のせいで可愛い服が着れないのは辛いわな~…カルロ動きます

 

おすすめ度:★★★☆☆

 

このライトノベルは…不思議な裁縫の力を持つ青年・カルロとそんなカルロの裁縫能力に助けられた震天狼の少女・ルフィオが出会うことで始まるブコメありのファンタジー作品ですね。

 

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引用元:『魔物の国と裁縫使い』1巻350頁 今際之キワミ (著), 一二三書房 (編集), 狐ノ沢 (イラスト) 出版社・一二三書房; 初版 (2020/4/15)

 

ルフィオがカルロに助けられたことを所属する魔王国に報告

実は魔王国には現在裁縫できる者がいない(素材が強力すぎて加工できない)

新しい服が作れなくて非常に困っている

カルロの特別な裁縫技術に注目する

 

前半は大体こんな感じでした。

 

カルロの裁縫技術が必要とされる設定は中々練られており面白かったです。服が新しく作れないのは確かに死活問題。

 

父親のお下がりの服を着るしかない死神に新しい服を作ってあげたり、訳あって傷を治さない魔族を説得して救ってあげたり…裁縫の力を用いて誰かを救っていくという主人公力が存分に発揮されていました。

 

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引用元:『魔物の国と裁縫使い』1巻681頁 今際之キワミ (著), 一二三書房 (編集), 狐ノ沢 (イラスト) 出版社・一二三書房; 初版 (2020/4/15)

 

あとはヒロインであるルフィオとの交流もラブコメしており満足満足。無自覚に恋心を抱いているルフィオが可愛いのなんのって。

 

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引用元:『魔物の国と裁縫使い』1巻20頁 今際之キワミ (著), 一二三書房 (編集), 狐ノ沢 (イラスト) 出版社・一二三書房; 初版 (2020/4/15)

 

とある行為には『群れなせ!シートン学園』を思い出さずにはいられませんでした。

 

いいぞもっとやれ!

 

 

不満点はバロメッツという羊型の魔物が戦闘機乗りみたいな口調になっていたことですかね~。正直世界観にそぐわず滑っていたと言わざるを得ない…。

 

それ以外は設定やキャラ付けも面白く楽しめました。

 

後半はカルロのいた国がどえらいことになってしまいますが…カルロの築いた信頼感が解決の力になっており嫌いではなかったです。

 

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引用元:『魔物の国と裁縫使い』1巻2655頁 今際之キワミ (著), 一二三書房 (編集), 狐ノ沢 (イラスト) 出版社・一二三書房; 初版 (2020/4/15)

 

2巻が出たらおそらく購入するかな~と思います。

 

 

 

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