(PV以上のネタバレなし)
昨日から公開されている『るろうに剣心 最終章 The Final』観てきました。話としては前作で志々雄を倒した後のお話となっています。
↓ PV
面白いのか否か
個人的な評価としては…
まぁまぁ面白かった
相変わらずアクションは凄いし俳優陣の演技も良かったですね~。特に剣心と因縁深い相手である雪代縁の迫力がすごかったです。(演じているのは新田真剣佑さん)
今回、原作に比べると剣心側の描写が簡略化されているんですよね。その結果、雪代縁側の場面が多くて…縁側にも感情移入しやすい作りになっていたように思います。
よって雪代縁の描写が多い+俳優さんの演技がぴったりで、原作では感じづらかった雪代縁側に寄った『るろうに剣心』を味わうことができました。
一方で話としては若干暗めです。そしてアクションも素晴らしいのですが非常に目まぐるしいわけでして…見終わった後に結構な倦怠感を感じました。
視聴するときはしっかり体力を確保した上で観に行くことをお勧めします。
※後から調べてみて分かったのですが、どうやら剣心側の描写は『るろうに剣心 最終章 The Beginning』という名で別に上映、補填するみたいです。(剣心の過去を描いたいわゆる追憶編にあたるもの)
↓ 『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は2021年6月4日に公開予定
(引用元:ワーナー ブラザース 公式チャンネルより)
原作を知らない人は楽しめるのか?
「原作を見ていない人は楽しめるのか?」という疑問に関しましては…
判断が非常に難しい!
先ほども書いたように剣心側の描写が簡略化されているんですよね。原作を読んでいない人がそこら辺の事情を読み取れるかというと…ちょっと難しいんじゃないかな~?
でもアクションで十分楽しませてくれる作品なのでそこまで深く考えなくてもいいのかもしれません。むしろ原作読破組からするとわからないからこそ楽しめる部分がかなりありそうな気がするんですよね~。
ということで個人的には今から原作読んで観に行くよりは観終わってから原作読むことをお勧めします。
剣心側の描写がより深く描かれているので謎が解けたようなスッキリ感を味わえるかもしれませんよ。
※『るろうに剣心 最終章 The Final』の内容は単行本だと17巻~28巻。この中に6月4日から公開の『るろうに剣心 最終章 The Beginning』の内容も入ってしまっているのでネタバレを回避したい人は要注意。(単行本だと18巻~21巻)
↓ 単行本17巻
まとめ
気になるなら1回は観てみるべし!
総評としては今回の映画『るろうに剣心 最終章 The Final』、誰でも1回は観に行ってみてもいいんじゃないかな~と思います。雪代縁がマジでいい味出していますから。
原作を読んだ人でも雪代縁側に寄った一味違った人誅編を楽しめると思いますよ。
※ちなみに私は原作の人誅編や追憶編ってそんなに好きじゃない人です。終始暗くてね…。
関連物
↓ ①映画『るろうに剣心』
↓ ②映画『るろうに剣心 京都大火編』
↓ ③映画『るろうに剣心 伝説の最期編』
↓ 映画ノベライズ
↓ アニメ『るろうに剣心 追憶編』(剣心の過去が知りたい人向け)