(2019年7月19日追記)
やっぱり料理漫画は料理で悩みを解決していってなんぼ!
カクテルを通じて悩む人たちの手助けをしていく…
そんな漫画がこちら…「まどろみバーメイド」となります。
屋台でバーを営む女性バーテンダー・雪が来店したお客様をカクテルを通じて癒していく姿が心にじ~んとくるんですわ。
あらすじ
引用元:「まどろみバーメイド」1巻9~10ページ 著者・早川パオ 出版社・芳文社 (2017/7/14)
屋台バーで最高の一杯を。気鋭イラストレーター・パオの初コミックス! 美麗カラーページ収録!!
月夜に現れては消える気まぐれな屋台を営む女性バーテンダー・雪。風変わりな彼女の作るカクテルは誰かの心に忘れられない味を残す。
(引用元:Amazon「まどろみバーメイド」1巻の内容紹介から)
週刊漫画TIMES(芳文社)で不定期連載中。現在5巻まで発売中です。
↓ 漫画PV
(引用元:週刊漫画TIMESのチャンネルより)
Amazonのkindle unlimitedに登録していれば3巻まで無料で読めます。
感想
①お悩み解決
引用元:「まどろみバーメイド」2巻16ページ 著者・早川パオ 出版社・芳文社 (2017/12/15)
雪がいい人過ぎて辛いw
主人公の雪が落ち込んだり悩んでいる人たちのために全力で奔走する姿が見ていて気持ちいいですね。
落ち込んだ女性のために思い出のカクテルを探しに行ったり有名バーテンダーの悩みを解消するために香港に2週間滞在したり…。
ボーっとしているけど他人のために一生懸命になれる雪の存在がこの漫画の一番の魅力かもしれません。
②女性3人同居生活
引用元:「まどろみバーメイド」1巻71ページ 著者・早川パオ 出版社・芳文社 (2017/7/14)
友達ってなぜか自分とは違う性格の人多いよね!
雪と同居している日代子と騎帆(きほ)も女性バーテンダーなんですが、性格は全然違います。
天然の雪、ギャルっぽい日代子、まじめな騎帆…時々衝突することもありますがそれぞれが協力して楽しそうに生活しています。
また、その性格に合わせて3人のバーテンダーとしての立ち位置が違うのも面白いところ。
屋台で営業している雪、フレアバーテンダーの日代子、一流ホテルバーテンダーの騎帆。
それぞれの立場でのやりがいや苦労が描かれているところも楽しめました。
③様々なカクテル
引用元:「まどろみバーメイド」3巻69ページ 著者・早川パオ 出版社・芳文社 (2018/7/13)
たくさんカクテルが出てくるっ!
話に合わせて色々なカクテルが出てきます。
私はあまり酒に興味がないのですが、そんな私でも知っている「カルーアミルク」や「ジントニック」など有名なカクテルもけっこう出てきたのでイメージしやすかったですね。
ちなみに個人的に一番興味深かったカクテルの話は「レッドスナッパー」。
禁酒法時代にトマトジュースに偽装するために考案されたお酒とか…歴史を感じる面白いお酒ですよね。
いつかは一度飲んでみたいですね。
④読んでいると漫画「バーテンダー」を思い出す
引用元:「まどろみバーメイド」2巻27ページ 著者・早川パオ 出版社・芳文社 (2017/12/15)
原作者が城アキラかな~と思ったら違った!
日本の有名なお酒の漫画ってだいたい原作者が城アキラ氏だったりするんですよ。
・ソムリエ
・ソムリエール
などなど。
でも「まどろみバーメイド」は違いました。作者の早川パオ氏が原作も作画も行っているみたいです。
取材や勉強をしつつ漫画まで描かなければいけないのは大変だとは思いますが、ぜひこれからも面白い漫画を描き続けてもらいたいですね!
⑤2019年7月からドラマ化
引用元:「まどろみバーメイド」1巻34ページ 著者・早川パオ 出版社・芳文社 (2017/7/14)
調べてみたらすでにドラマ化していた!
え…7月13日からすでにドラマが放送されているんですけどw
↓ ドラマPV
(引用元:Television Osaka テレビ大阪のチャンネルより)
まさかここまで人気のある作品になっているとは…。
どのように仕上がっているか気になりますね~。
動画配信とかされていないか調べて観てみたいと思います。
(動画配信していたので下記に動画配信サイト追記しておきました)
↓ ドラマの公式ページはこちら
【追記】
↓ こちらのページで動画配信してました。
まとめ
引用元:「まどろみバーメイド」1巻31ページ 著者・早川パオ 出版社・芳文社 (2017/7/14)
お酒漫画にはずれなし!
お酒の由来やそれに絡ませての問題解決など定番といえば定番なんですが、お酒漫画は安定した面白さがありますよね~。
この「まどろみバーメイド」も例にもれず、人の気持ちに想いを馳せる素敵な作品になっていました。
また、「まどろみバーメイド」は人情味あふれる優しさに加え3種類の違ったバーテンダーが出てきますからね。
立場の違うこの3人のそれぞれの想いや考え方の違いも面白く感じました。
暖かい気持ちになりたいときにお勧めの作品です。
似ている作品
今回は
④読んでいると漫画「バーテンダー」を思い出す
の項目で紹介した「ソムリエ」「ソムリエール」「バーテンダー」の3冊になります。
どれも丁寧にヒューマンドラマが描かれているのでおすすめです。