敵の設定が熱いところも面白い!
本日は3作品紹介したいと思いますが…やっぱり『鬼滅の刃』が面白かった!
敵である鬼たちも含めキャラクターの設定がしっかり練りこんであり、その設定を漫画に落とし込んで面白くみせる手法が最近の漫画の中では飛びぬけて高いと思います。
要するに…
読者に場面を想起させたりキャラクターに感情移入させる力が激強っ!
まだ読んでいない人はぜひ読んでみてほしい漫画の一つですね。
鬼滅の刃 18巻
あらすじ
上弦の参・猗窩座と対峙する炭治郎と冨岡。その圧倒的な力に対し防戦一方の二人だが、熾烈を極める戦いの中、炭治郎は父親から教えられた「透き通る世界」の境地に到達する! 炭治郎の剣は果たして猗窩座に届くのか…!?
おすすめ度
★★★★★(満点)
敵側の回想が好きな人にはたまらないシリーズだと思います。
感想
人間時代の悲しさよ…
炭次郎・義勇ペアと上弦の鬼である猗窩座(あかざ)との戦いがメインに描かれた巻でした。
いや~、猗窩座の過去も壮絶でしたね。父親の自殺の理由や恋人(婚約者?)とのやりきれない別れとか…煉獄さんのことを考えても憎むに憎みきれないキャラクターになってしまいましたw
『鬼滅の刃』は本当に登場人物の想いを描くことに長けた漫画ですね。個人的には80~90年代のジャンプの流れを色濃く受け継いでいるような気がしてとても面白く感じています。
次巻19巻は伊之助&カナオが童磨(どうま)に挑む巻になりそうですね。
正直伊之助と童磨の関係は驚きましたわ…。あと伊之助が思った以上にしのぶさんを好いていたところも地味に萌えましたw
二人にはぜひ童磨を圧倒しながらかたき討ちを成就させてもらいたいです。
こじらせ百鬼ドマイナー 4巻
あらすじ
飴宮さんの“ひみつ”の初夢から三学期が始まり、やがて襲来するバレンタイン&ホワイトデー!! ど田舎の四国妖怪もザワつく学年末の一大事、その“作法”はマイナー妖怪ゆえに様々で…!? そして季節は移り──4月。相模くんの妹登場や、みんなが気になる渡海くんの委員会決め、さらには波乱必至の修学旅行も迫って──!!
(引用元:Amazon『こじらせ百鬼ドマイナー』4巻の内容紹介より)
おすすめ度
★★★☆☆
笑いあり・涙あり・ラブコメありで昔懐かしの学園ドタバタコメディのにほいがする漫画です。
4巻はクラスメイト達の個性が濃い巻でした。
感想
オーソドックスな妖怪学園コメディ
人間の主人公と四国のマイナー妖怪たちとの交流を描いたドタバタ学園コメディ漫画の4巻です。
今回はバレンタインデーやホワイトデー、修学旅行(前編)など行事的な題材が多かったですね。
修学旅行に行くためには人間への擬態や対応で合格をもらわなければいけないとか…うまく行事と妖怪要素を混ぜているな~と思いました。
個性的なクラスメイト達がより深く掘り下げられており、より妖怪学園コメディとして充実したような気がします。
反面、ラブコメ度は今までより若干低めかも…。
個人的にはもっとヒロインの飴宮さんの照れた顔や渡海くんとの進展がみたかったです。
でも初夢の話ではヤキモチがさく裂していたし…これからの進展に期待が持てる内容ではありました。
次巻の修学旅行編(後編)に大いに期待したいと思います。
道産子ギャルはなまらめんこい
あらすじ
北海道北見市に転校してきた四季 翼は、真っ白な銀世界で1人の“ギャル”と出会う──。氷点下でも生足で、距離が近くて、方言バリバリ!
そんな“なまらめんこい彼女”と贈るロマンチック道産子ラブコメ、開幕!
(引用元:Amazon『道産子ギャルはなまらめんこい』1巻の内容紹介より)
おすすめ度
★★★★☆
真面目な男子とお色気ムンムンなギャルがお互いの行動にドキドキしながら距離を縮めていく姿にニヤニヤします。
感想
漫画×方言×ギャル=可愛い
東京から転校してきた真面目系主人公と道産子ギャルによる北海道あるあるラブコメディ。
一緒に雪まつりに行ったり北海道限定の焼きそばで一緒に食事をしたり一日スキー授業に参加したり…北海道ネタをちりばめながらラブコメしてます。
うーむ、グイグイ迫ってくる方言ギャルの可愛さがこれでもかというほど詰まっていますね。
一緒に行動しながらお互いにドキドキしあっている姿が「あっ、俺ラブコメ読んでいるな~」というあたたかな満足感を与えてくれます。
最近草食系男子×ギャルの漫画が妙にはやっている気がしますが…萌えられて面白ければ正義だってばよ!w
風味としては『その着せ替え人形は恋をする』や『冴えないリーマンと女子高生』、『ギャルごはん』などに似ていますので、これらのラブコメが好きな人にはおすすめの作品です。
↓ 『その着せ替え人形は恋をする』の感想
↓ 『冴えないリーマンと女子高生』の感想