8月発売の気になるライトノベル後編です。後編は全部で5作品となります。
8月20日(金)
クラスのギャルが、なぜか俺の義妹と仲良くなった。 「今日もキミの家、行っていい?」 (富士見ファンタジア文庫)
ジャンル:ラブコメ 学園モノ オタクに優しいギャル
高校生の俺、名雲慎治には悩みがあった。家庭事情でやってきた義理の妹・紡希がよそよそしいのだ。距離が縮まらない2人暮らし。そんなある日、紡希が連れてきた「ネット友達」が状況を変える。それは、クラスで人気の美少女ギャル・高良井結愛!?
3人で過ごすうちに、心を開いていく紡希。さらに俺と結愛の距離も学校で、家で急接近!? 苦手だった結愛の優しさや寂しがりな素顔、家庭的な一面を俺だけが知っていく。
「私、名雲くんの通い妻みたいだね。そうなっていい?」「それいいよ! シンにぃ、3人で暮らそう!」いや、それはダメ……じゃないけど。
いっしょに帰宅して、いっしょに泊まって。結愛は俺の恋人、と紡希にも勘違いされて、なぜか嬉しそうな結愛。ウチに入り浸るたびに、その関係は次第に本物になっていくーー!?
ギャルと義妹。2人の女子との暖かくて甘い、アットホームいちゃラブコメ!
あらすじをみる限り、距離感がいまいちな義妹の存在により1対1のラブコメになるような気がするんですよね。主人公とヒロインが徐々に近づいていく描写や3人の和気あいあいとした様子を丁寧に描いてくれると嬉しいな~。
君のせいで今日も死ねない。 (富士見ファンタジア文庫)
ジャンル:ラブコメ 学園モノ 青春物
陰キャでも陽キャでもない、カーストもそこそこの俺。
けれどある日、屋上でばったりと「神に愛された完璧な美少女」と
名高い三峰彩葉が飛び降りようとしているところに遭遇する。
「放っておいて。私、もう死ぬんだから」
そんな彼女を止めて以来、二人で過ごす日々が始まった。空き教室でピザを食べたり、夜のプールで花火をしたり。
「私、君といるのが楽しいのかも」
「君のせいで死ねないじゃん」
他人の視線に怯えつつも、そっと心を開いてくれた三峰。“完璧
な自分”の仮面を取った彼女は、子どもっぽくも可愛くて――。
これは悩める美少女を、平凡で幸せな青春へと導く物語。
悩める完璧系ヒロインとのラブコメ作品。
雰囲気的には『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』や『他人を寄せつけない無愛想な女子に説教したら、めちゃくちゃ懐かれた 』をよりシリアス向きにした感じでしょうか?
果たして自殺を考えるほどの悩みとは何なのか…自殺を撤回させるほどのラブコメを描写できるのか…中々に気になる作品です。
8月25日(水)
逆行の英雄 ~加護なき少年は絶技をもって女勇者の隣に立つ~ 1 (MFブックス)
逆行した加護なき少年は、今度こそ幼馴染の女勇者を救う――!
とある田舎の村に住む少年アランは、勇者と呼ばれる少女ステラの幼馴染だった。
ステラは人々の希望として奮闘し、魔王討伐まであと一歩という所まで迫っていたが、最後の戦いに敗れ、人類は再び絶望の底へと落とされてしまう。
幼馴染を奪われたアランは加護なき無才の身でありながら、比類なき努力で格上殺しの秘剣を編み出し、遂には魔王と刺し違える事で復讐を果たすのだった。
しかし仇を討っても彼女は帰って来ない。悲しみと喪失感の中でアランは命を落とし――気づけば幼馴染が勇者となる前の時間へと逆行していた!
絶望の未来を知っているアランは誓う。
「今度こそ二人で生きて魔王を倒して、ハッピーエンドで終わってみせる」
バッドエンドを迎えた主人公が過去に戻って再び冒険をやり直すファンタジー作品。
こういう最初に悲しみを背負った主人公って結構好きなんですよね。過去に戻れた理由は一体何なのか…ヒロインはそこまでの決意をもって助けたいほどの人物なのか…非常に気になるところです。
が、秘剣の存在が一抹の不安材料。バトルが大雑把になる予感がヒシヒシと伝わるんですが…。とりあえず無料サンプルを読んでから購入判断したいと思います。
8月30日(月)
わたしを愛してもらえれば、傑作なんてすぐなんですけど!? (ファミ通文庫)
望むことをなんでもやってくれるお姉さん妖精と、甘々騒がしい同棲生活!?
早逝した大作家が遺したのは、五冊の著作と丘の上の一軒家。売れない高校生作家・進太朗は父の残してくれたその家でりやなさんと出会った。
「きみをわたしにくれたなら、きみがいちばん欲しいものをそそいであげる」
そうして唇を奪われた瞬間、素晴らしい小説のアイデアを閃くが――進太朗は執筆を拒否!
「書ーいーてーよー! 絶対おもしろいんだからぁーっ!」
と涙目で訴えるりやなさん。彼女は自分が読みたい物語のために才能を授ける妖精だというのだが――かくして、高校生作家が美しい妖精に誘惑されまくる奇妙な同棲生活が始まった!
「自分が読みたい物語のために才能を授ける妖精」という物書きにとっては涎が出るほど会いたい妖精が出てくるファンタジー要素アリのラブコメ作品。
雰囲気的には『貴サークルは“救世主”に配置されました』をコメディ寄りにした作品のような気がします。
コメディ中心の明るい路線にするか作家に関する雑学を織り交ぜてちょいリアルに寄せていくかで印象が大きく変わりそうな作品ですね。個人的にはコメディ寄りにしてくれた方が楽しめそうかな~。
こちらも無料サンプルを読んで購入検討していきたいと思います。
8月下旬発売
落ちこぼれ[☆1]魔法使いは、今日も無意識にチートを使う 8(アルファポリス)
リンク無し
アルカナ判定の儀式で最低ランクの☆1を引いた少年、アストル。彼は一般的に無能とされる☆1ながら、その類い稀な魔法の実力から“魔術師”の二つ名で呼ばれるようになっていた。
クーデターを起こした第二王子リカルドから王位を奪還するために、アストル達パーティは王都エルメリアを目指す。その道中、彼らに驚くべき情報がもたらされる。なんと、王都が迷宮化して『魔王城』になったという。
何者かが――おそらくリカルドが、王都地下に眠る巨大ダンジョンコアの力を使い、古の魔王の封印を解こうとしているのだ。その影響で、周囲には瘴気が満ち溢れ生物が異形の怪物へと変貌しはじめていた。
人類淘汰の脅威から世界を守るべく、稀代の☆1魔法使いと彼のもとに集まった英傑達が立ち上がる!
個人的に気に入っているファンタジー作品の第8巻。どんどん話の規模が大きくなっており前巻の話をあまり覚えていない自分がいますw
というわけで8巻はダンジョン攻略がメインになりそうですね。果たして主人公の元に集まった英傑たちとは誰のことを指すのか…。母親や妹など最近出ていなかった懐かしいキャラクターたちが登場してくれるとテンションが上がるんだがな~。
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