これが社会人系イチャイチャというものか…
社会人二人が同棲をはじめて2か月…日常の中で自然にイチャイチャする話です。
なんだこれ…夜中コンビニに行って帰りにイチャイチャしたり二人で相合傘で買い物に行ってイチャイチャしたり…
いいぞもっとやれ!
社会人ならではの静かなイチャイチャが見事に表現されています。
日常のどこにでもありそうなやりとりが非常に心地よく、リラックスしながら読むことができました。
あらすじ
募る想いに、恋の駆け引き――そんな段階を通り過ぎ、一緒に暮らすことになって2ヵ月目の社会人カップル、愛田優弥と相原里央。恋人以上、結婚未満のふたりの同棲生活は、今日もそれなりに幸せです。ふつーな毎日が愛おしい。SNSでも大人気の同棲日常ラブコメディ、待望の単行本化!
(引用元:Amazon『ふたり明日もそれなりに』1巻の内容紹介より)
単行本は現在1巻のみ発売中。(2019年11月19日現在)
おすすめ度
★★★★☆
日常の中で自然と行われる二人のイチャイチャが心地よかったため★4の評価で。
感想
①日常に潜む数々のイチャイチャ
どのカップルが行っていても不思議ではない!
どのカップルでも行っても不思議ではないイチャイチャがバリエーション豊かに描かれています。
・相手のプリンを食べてしまったお礼を用意する
・夜中一緒に目が覚めてしまったためコンビニに一緒に行く
・用事で実家に戻ってしまった彼女からの電話に飛びつく
・風邪をひいたときに相方に甘い言葉を要求する
・彼女の上司の料理に嫉妬して料理を作り始める
などなど… 自然とイチャイチャしてしまう様子が素晴らしかったです。
う~む、キャイキャイ騒がなくても溢れ出すこのイチャイチャぶり…学園ラブコメにはない魅力ですね。
②二人はいつも以心伝心
考えることは一緒w
長く付き合っていると考え方も似てくるものなのかもしれませんね~。
・お詫びや感謝の品として牛乳プリンを購入していく
・じゃんけん勝負で負けたら3回勝負と言い張る(プリン争奪戦・TV争奪戦)
・寝苦しかった時のために二人とも別々に「ひんやりマット」を買いに行く
などなど…作中ではこのように二人が似たような行動をしてしまうことが良くあります。
2人の仲の良さが強調されている良い表現だと思いました。
③エロいシーンは…残念ながらない!
まぁなくてもまったく問題ない
キスシーンや主人公が情事を迫るシーンが少しだけ描かれていますが…エロはあんまりありませんでしたね~。
どっちかっていうと感じるのは…尊さやこっ恥かしさかw
肉体面ではなく精神面で読者を満たしている部分が大きいと思います。
まとめ
社会人同士の付き合い方って感じ
社会人同士の自然体な付き合い方を描いた作品って感じですね~。
日常の些細なことをきっかけにお互いにときめいてしまう姿が温かく描かれています。
ハプニングが起こるだけがラブコメじゃないと改めて教えてくれるありがたい作品でした。
クスッと笑えて温かい気持ちになれる癒し効果抜群なので、肩肘張らない緩やかなラブコメが読みたいという人は超おすすめの一品です。
2巻もとっても楽しみ!
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雪国で暮らす貴族とそんな貴族に嫁いだ元軍人妻ののんびり雪国暮らしを描いた作品です。ライトノベル版と漫画版があります。(原作はライトノベルの方)
読んでいると雪国という厳しい環境の中でも笑顔で過ごしていく二人にニヤニヤしてしまいます。あとは…料理がたくさん出てくるのでお腹も減りますねw
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↓ ライトノベル版の感想
未熟な二人でございますが
結婚したけどまだ初夜を迎えていない二人があの手この手で初夜を迎えようとする作品です。作者はアニメ化もされた『見だらな青ちゃんは勉強ができない』と同じ人です。
『ふたり明日もそれなりに』よりもエロ・ハプニング寄りにはなりますが、なんとか初夜を迎えようと努力する二人の努力が涙ぐましくて笑えますw
現在5巻まで発売中(2020年4月11日現在)
↓ 感想