実家へ~行こうランララン(漫画の話)
石鹸づくりをしている匂いフェチの男性社員と汗っかきで内気な女性社員の恋愛を描いたラブコメ漫画『あせとせっけん』の7巻読みました。(特装版の方)
今回は男性社員の実家に挨拶に行ったりナンパしてきた男性が再登場したりしていましたね。
う~ん、2人ともそれぞれ違った悩みを持ち、それらを相談して一つずつ解消しながら仲を深めていく様子が非常に魅力的。
話一つ一つが色々と考えさせられる奥深いラブコメ漫画だと思います。ラブコメ好きにはぜひ読んでいただきたい作品の一つですね。
おすすめ度:★★★★☆
あらすじ
女性に人気の化粧品&バス用品メーカー・リリアドロップに勤める、汗っかき女子・八重島麻子は、同じ会社でせっけんの商品開発を担当している超絶嗅覚の持ち主・名取香太郎と社内恋愛&同棲中! 彼のにおいフェチぶりに振り回されながらも、一人の女性として成長…! 同棲にも慣れ、互いへの理解と愛も更に深まってきた!! そして訪れる、彼の実家への初挨拶の日…!!!
名取家勢ぞろい、香太郎のルーツが明らかに! においで結ばれたカップルの、楽しく嬉しく生でリアルな純愛ラブストーリー、第7巻です。
(引用元:Amazon『あせとせっけん』7巻の内容紹介より)
『週刊モーニング』にて連載中。
現在7巻まで発売中(2020年4月30日現在)
7巻は通常版(671円)と特装版(990円)あり。
見どころ
実家訪問!
社会人カップルに付き物のイベント…
それが実家訪問!
今回は彼氏である名取の実家に同棲のための挨拶に行く様子が描かれていました。(もう同棲は始めていますが)
はじめはガチガチに緊張していた麻子ですが、名取家の歓迎ムードに包まれ一安心。
妹さんと一緒にお風呂に入ったり目の不自由な名取のお母さんと語り合うことが出来ましたとさ。
個人的には名取の子供のころの話や両親の馴れ初めの話が面白かったですね~。
名取の性格のルーツや名取家の明るさの秘密がなんとなく分かりました。
悩める二人の成長物語
大なり小なり悩みつつも一つずつ解決しながら進んでいくのがこの漫画の魅力の一つ!
今回もしっかり色々なことで悩んでおりました。
・服の匂いをことあるごとに嗅ごうとする名取に困る麻子
・タオルの畳み方を相談し合う二人
・二人でダラダラ過ごすことがよくわからない麻子
・麻子を褒める同僚にジェラシーを感じる名取
・麻子の心が離れたときに繋ぎ止める術がないことを悩む名取
などなど…大きなものから小さなものまでたくさんありましたね~。
この読者に違和感を持たせない悩みの数々が読者に共感を持たせてくれていると思います。
そして一つ一つの悩みをしっかり乗り込めて仲を深めていってくれるからこの漫画好きなんですよね~。
ナンパ野郎再び
名取、6巻登場のナンパ野郎・ヘンリックに再会するの巻。
まぁ仕事の関係上再会することになるので衝突などは特になし。
むしろ仕事上でのヘンリックはとても真面目で名取・読者ともに好感度上昇といった感じでした。
6巻では感情を乱され冷静になれなかった名取でしたが、今回はお互いに冷静に話し合えたので6巻でモヤモヤした読者もスッキリするはず。
名取の強い想いも確認できましたし良い邂逅だったと思います。
特装版を選ぶべきか否か
今回の7巻も通常版(671円)と特装版(990円)がありました。
果たしてどちらを買うべきなのか…結論としましては…
特装版を買おう!
差額の300円分の価値はあったかな~と思います。
内容を簡単に書きますと…
①麻子の弟と名取の同僚たちのお話
②電話を使用した特殊プレイw
③名取さんと八重島くん(性別逆転パロディ漫画)
④その他イラスト色々
個人的には特に①と③のお話がおすすめです。
「名取さんと八重島くん」に関しましてはこれ以上続けていくと『あせとせっけん』本編とは全然違う流れになりそうですよね~。別作品としてもっと読みたいと思ってしまいましたw
↓ 特装版はこちら
気になる点
立石どうしたん?
7巻では同期の立石の恋話が出てこなかったのがちょっと残念でしたかね~。
というか立石自身の登場もなく、名前が一回出ただけでしたw
立石の話は中々含蓄があり読んでいてすごく面白いのですが…次巻に期待!
まとめ
二人の歩みはとどまることを知らない!
とりあえずこの作品は7巻まで発売されて「出会い~同棲・実家訪問」までたどり着いたわけですが…よくこれだけの面白さを保ったままネタ切れになりませんよね~。
普通なら「ダラダラやってんな~」と辟易してしまうところですが、この作品は2人が一歩ずつ進んでいることがよくわかるので飽きがこないんですよね。
これからも一つ一つの悩みや問題を二人で協力しながら乗り越えていく姿を明るく描いてもらいたいです。
8巻の水着回?も楽しみに待ちたいと思います。
↓ 通常版はこちら
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