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【映画】「スパイダーマン:スパイダーバース」を見に行くべきか否か

 

 

 

 

何かの映画予告で気になっていたアニメ映画「スパイダーマン:スパイダーバース」を見に行ってきました。

 

見に行こうか迷っている人がいたらこう伝えたい…

 

 

 

面白いから絶対に見に行くべきっ!

 

 

 

スパイダーマンを知らなくても安心。続き物ではないので、スパイダーマンのことをまったく知らない人と行っても楽しめます。

 

わかりやすい話なので、視聴後もワイワイと盛り上がれること間違いなし。家族の絆、仲間との絆、主人公の成長が詰まった万人受けする良作です。

 

少しでも気になった方は、迷っているよりは見に行っちゃいましょう。

 

 

 

【あらすじ】

 

中学校に通うマイルス・モラレスは、叔父に案内された秘密の場所でたまたま特殊なクモにかまれてしまう。

 

その結果、スパイダーマンと同じ能力を手に入れることになったが、うまく使いこなすことができない。パニックになるマイルス。

 

マイルスは、クモにかまれた場所に行きどうして自分がこうなってしまったのか原因を確認する。調べているうちに彼はスパイダーマン(ピーター・パーカー)が戦っている戦場へと迷い込んでしまう。

 

キングピンの野望を防ぐために必死に戦うスパイダーマン。しかし、キングピンが起動させた時空マシーンの影響で大ダメージを受けてしまう。

 

瀕死の状態になるスパイダーマンスパイダーマンはマイルスに時空マシーンを止めるためのメモリーカードを託し逃がす。だが、スパイダーマン自身はキングピンにとどめを刺され絶命してしまうのであった。

 

その後、なんとか逃げおおせたマイルス。スパイダーマンとの約束を果たそうと考えるも、不安に押しつぶされそうになる。

 

そんなとき、マイルスの前に一人の中年が現れる。彼こそ、時空マシーンの影響でマイルスの世界に飛ばされてきた、別次元のスパイダーマン(ピーター・パーカー)であった。

 

 マイルスは彼に師事することで時空マシーンを止めようと考えるも、中年スパイダーマンはめんどくさいため弟子にすることを断るのであった。

 

 

 

う~ん、公式ではここまで書いてありました。面白いので、あとは劇場に行って確かめてもらえればと思います。

 

 

 

 

【作品の位置づけ】

 

スパイダーマンの作品には、ピーター・パーカーを主役としたもの以外にも色々あるらしく、そういった主人公たちが集まったお祭り的な作品が今作「スパイダーマン:スパイダーバース」となるようです。

 

主軸になるのがマイルス・モラレスのいる世界で、そこに色々なスパイダーマンが次元を超えて集まってくる感じですね。

 

 

 

 

【感想】

 

■同じ境遇の仲間たち

 

自分の世界で一人ぼっちで戦い続けてきたスパイダーマンたち。そんなスパイダーマンたちも、世界は違えど自分と同じように戦い続けているスパイダーマンたちがいることを知り、救われる。

 

この考え方がよかったですね。スパイダーマンたちは自分たちの世界でずっと一人で戦い続けてきました。

 

その結果、強い無力感や寂しさを感じることが多々あったわけで…。そんなときに、別次元とはいえ自分と同じ境遇の仲間たちと出会うことができた。

 

それは、ずっと一人で戦い続けてきたスパイダーマンたちにとってはなによりの救いとなったわけです。それを描けた本作は、見事な構成といえるのではないでしょうか。

 

 

 

■主人公の成長

 

はじめは力に戸惑い、信念や力も定まらない未熟なスパイダーマンだった主人公のマイルス。そんなマイルスが仲間たちと出会い、家族との絆を経て真のスパイダーマンへと成長していく。その姿が丁寧に描かれていました。

 

特に、死んでしまったピーターの家族に会うシーンや、扉越しに父親が想いをマイルスに伝えるシーン、父親のスパイダーマンへの心境の変化は、グッっとくるシーンでした。

 

 

■迫力のバトル

 

クモの糸でびゅんびゅん飛び回るハイスピードな動きは見ごたえがありました。また、いつもは一人しかでてこないスパイダーマンが今作では5人同時に出てくるわけで…それぞれが特徴的な戦い方をしており、見どころも多かったです。

 

 

多くの人が知っているスパイダーマンの戦い方をする中年スパイダーマン

 

バレリーナのような戦い方をするスパイダー・グウェン

 

男らしくこぶしで戦うスパイダーマンノワール

 

ロボットに乗って戦うペニー・パーカー

 

カートゥーン的な力でコミカルに戦うスパイダー・ハム

 

透明になって電気パワーで戦う主人公マイルスのスパイダーマン

 

 

5人のスパイダーマンが縦横無尽に動いて活躍する姿は圧巻でしたね~。惜しむらくは、一人一人の活躍の時間が少し短かったことでしょうか。

 

 

 

【まとめ】

 

託された使命、先輩スパイダーマンたちとの出会い、家族との絆が主人公を成長させていき、一人の偉大なスパイダーマンを誕生させる…

 

一つ一つの出来事がテンポよく丁寧に描かれており、次はどうなるのだろうかとどんどん引き込まれていきました。

 

特に、中年スパイダーマンや父親とのやり取りは、こちらの気持ちをほっこりさせてくれました。正直泣きそうになりましたね。

 

この映画は、見終わった後に誰かと語り合いたくなる力を秘めています。主人公の成長を軸に仲間や家族にスポットが当たっているため、どの年代の人でもわかりやすい構成となっています。

 

家族や友人、恋人など、誰かを誘って一緒に見に行ってはいかがでしょうか?見終わった後、話が弾むと思いますよ。

 

 

 

 

 

 

 

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