(ネタバレなし)
悔しさでいっぱい!
予想以上に楽しめましたし涙も出ました………が、最後に
涙返してください(泣)
と言いたくなるような映画でした。
観に行くかどうか迷っている人はネタバレされる前に早めに観に行きましょう。
↓ ネタバレありの感想
観終わった後にどう思うかは人それぞれですが、観に行ったことを後悔することはないと思います。
ちなみに元となったドラゴンクエストⅤの内容を知らなくてもまったく問題ありません。
↓ ニンテンドーDS版
むしろ知らない人の方が展開が想像つかない分、楽しめるのではないでしょうか?
というわけで「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」の感想をまとめていきたいと思います。
私のドラクエ歴
引用元:©2019「DRAGON QUEST YOUR STORY」製作委員会
・映画の元となったドラゴンクエストⅤはプレイしておらず
・なんとな~く話の流れは理解している
(主人公が小さい頃はパパスと旅をしていたりヒロインが選択制だったり)
・小さい頃はビアンカ派、今はフローラの方が好み
あらすじ
引用元:©2019「DRAGON QUEST YOUR STORY」製作委員会
少年リュカは父パパスと旅を続けていた。 その目的は、ゲマ率いる魔物たちに連れ去られた母を取り戻すこと。 旅の道中、遂にゲマと遭遇し、魔物たちと激しい戦いを繰り広げるパパス。 しかし一瞬のスキをつかれ、リュカが人質にとられてしまい、手出しができなくなったパパスは、リュカの目の前で無念の死を遂げる――
それから10年。故郷に戻ったリュカは「天空のつるぎと勇者を探し出せば、母を救うことができる」というパパスの日記を発見する。 父の遺志を受け継ぎ、リュカは再び冒険の旅にでることに。 立ちはだかるいくつもの試練、そしてビアンカとフローラ、2人の女性をめぐる究極の選択。 果たして冒険の先に待ち受けるものとは!?
(引用元:公式ページのストーリーから https://dq-movie.com/introduction/index.html)
公式ページはこちら
↓ 予告PV②
(引用元:東宝MOVIEチャンネルより)
感想
①見終わった後の好き嫌いは分かれる
引用元: ©2019「DRAGON QUEST YOUR STORY」製作委員会
なんで製作者たちはこの締め方で納得したのかよくわからない
観終わった後に好き嫌いは分かれると思います。
ちなみに私は大嫌いです。
盛り上がったところでのあの展開…あそこまで萎えたのは久しぶりですわ。
そのあとのキャラクターたちのやり取りはもう冷めた目でしかみられませんでしたよ。
例えあの展開になにか製作者側からのメッセージが込められているとしても…別れ・出会い・家族愛などについて真剣に考えながら観ていた人たちにとっては冒涜でしかないのではないでしょうか?
まぁ簡単にまとめますと…純粋にファンタジー作品が好きな人の横っ面を思いっきりひっぱたいた感じです。
個人的には 正直…ドラクエというブランドで行う所業じゃないと思います…。
②声優
引用元:©2019「DRAGON QUEST YOUR STORY」製作委員会
まぁ…力不足だよね
俳優さんたちは頑張っていると思います。「もう観てられねー!」と思うほどひどくはありませんでした。でも…
プロの声優さんがやったらもっといい作品になったよね?
と思うんですよね。そう考えるともったいない作品だな~と思います。
真相はどうなのかわかりませんが…声優さんを使わないところに作品への愛情のなさを感じたりもしますしね。
誰がどう考えても正統ファンタジー作品であるドラゴンクエストに俳優さんを使うのはマイナスにしかならないと思うんですよ。
スポンサーの意向とかが関わってくるのかもしれませんが…そこをうまくクリアできなかった時点で一視聴者としては製作陣のやる気を疑っちゃうことになるんですよね…。
俳優さんを客寄せパンダにするのも一つの手法だとは思いますが…ドラクエに関してはファンの心理的反発とか予想できますし、やらない方が良かったんじゃないかな~。
③戦闘シーン
引用元:©2019「DRAGON QUEST YOUR STORY」製作委員会
戦闘の魅せ方うまくね?
予想以上によくできていたのが戦闘シーンでして、殺陣もスピードがあり魔法も色々なものが出てきて楽しめました。
前半の戦闘シーンは若干コメディ臭が強く邪魔だな~と思いましたが、後半はシナリオの熱さと相まってすごく引き込まれましたね~。
惜しむらくはギラ系とメラ系の最強呪文であるベギラゴンやメラゾーマがしょぼかったこと…あれならベギラマやメラミでよかったんじゃね?と思いましたw
➃ヒロイン選択シーン
引用元:©2019「DRAGON QUEST YOUR STORY」製作委員会
主人公に憤りを感じましたが…最後で納得…。
ドラゴンクエストⅤの重要な要素でもあるヒロイン選択。この話も再現されていました。
ネタバレなしなので詳しくは書きませんが…このヒロイン選択シーンは物語を大きく動かす話として良い役割を担っていたと思います。
まぁ最後の展開ですべて納得するとともに冷めましたがw
⑤熱い展開
引用元:©2019「DRAGON QUEST YOUR STORY」製作委員会
泣くほどにグッとくる展開もあった!
別れや再会、覚醒など所々に挟まれる心揺さぶる展開がいい味出してましたね~。
正直2回ほど泣いちゃいました。家族愛や友情はやはりグッときちゃいます。
まとめ
引用元:©2019「DRAGON QUEST YOUR STORY」製作委員会
視聴者が一生懸命観ていたものを一気にぶち壊した作品
ネタバレなしの記事なので詳しくは書けませんが、私がこの「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」を観た最終的な感想としては上記のものとなります。
「なんでこんな展開にしてしまったん?」と思わずにはいられない作品ですね。
最初は俳優が声を当てているということに不満があり厳しい目で観ていたんですが、途中から内容に引き込まれ「もう一回くらい観に行こうかな~」と思うほどになっていたんですよ。
それがまぁ………
「ユア・ストーリー」とかうまく言ったつもりか?
正直、ドラクエファンが求めていたものとはちょっと違う方向に行ってしまったと思います。
途中まで面白かったのに…どうしてこうなった?
気持ちとしては…
悔しさでいっぱいです。
でも熱い展開があったり懐かしいBGMが流れたり面白いところもありますので、ぜひ自分の目で確かめてみてもらえればと思います。
私もこの映画を観に行ったこと自体にはまったく後悔していませんのでw
関連商品
映画の小説版(ノベライズ)
「ドラゴンクエストV」のオーケストラDVD
追記
映画「ドラゴンクエスト」を小説版作者が提訴
↓ 提訴の元となった小説(噂ではかなり面白いとのこと)
『小説ドラゴンクエスト5―天空の花嫁』の作者・久美沙織さんが小説内の主人公名である「リュカ」を何の話もなく映画で無断使用されたとして製作委員会を提訴したらしいです。
↓ 詳しくはこちら
久美沙織さんのTwitterをみるに、『小説ドラゴンクエスト5―天空の花嫁』のファンの人たちの存在のために声を上げたみたいですね。
求めているのは使用許諾契約の締結や映画のクレジットへの自身の名前の掲載といった名誉回復だけであり、金銭賠償の請求はしていないとのこと。
スクウェア・エニックスにはこじれる前にうまく対応してもらいたいですね~。
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