おすすめ度:★★★☆☆
ん?別作品と繋がってる?
楽しみにしていた『追放戦士のバール無双』の2巻が刊行されたのでさっそく読んでみました。
↓ 1巻の感想はこちら
2巻の内容としましては…前PTで拠点にしていた街が何故か魔物に囲まれて大ピンチ、救援に駆け付けたところで再び勇者パーティーと出会ってしまい更にハプニング勃発といったものでした。
うっ、う~ん、個人的には勇者パーティーが再度火種として出てきたのはあまり面白くなかったかな~。前回あれだけ痛めつけたのに再びあっさり立ちふさがれては1巻の爽快感が台無しですわ。
展開としても1巻と同じようでしたし…ヒロインが足手まとい以外の何物でもなかったところが残念無念。もうちょっと活躍したり主人公を支える描写が欲しかったかも…。
あとは…作者の別作品を絡ませてきたような話もありましたね。別作品を絡ませてきたのは評価として賛否両論ありそうな形ではありますが、個人的にはありかな~と思います。
↓ おそらくこの作品(落ちこぼれ[☆1]魔法使いは、今日も無意識にチートを使う)
なんだかんだで別作品主人公が自分の実力を隠しながら今作主人公と交流を深めていく展開にはワクワクしましたね。アニメとかで前作主人公と今作主人公が邂逅するところってテンション上がるじゃないですか。それと似たような感覚を受けました。
総評としましては…面白くなかったわけではありませんが、1巻と似たような展開で若干の期待外れ感は否めず。やはり1巻でボコボコにした勇者が何の苦労もなく再度突っかかってきたのがどうにも腑に落ちないわけでして…彼らにはもっと落ちぶれていてもらいたかったw
というわけで3巻では新たな舞台での冒険やヒロインとのもっと濃ゆい交流など新鮮な展開を期待しています。別作品主人公もまたいつか登場してくれると嬉しいな~。
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