おすすめ度:★★★★★(満点)
やっぱり地に足の着いたライトファンタジーはおもろい!
今回は最近発売された『貧乏貴族ノードの冒険譚』の2巻を読みました。
このシリーズは貧乏貴族の息子として生まれたノードが大家族を支えるために冒険者になるというお話なのですが………(詳しくは1巻の記事参照)
やっぱりノードがかっこいいのよ!
1巻では家族のために体を張っていたノードですが、2巻では魔物の大氾濫から村人たちを守るために決死の覚悟で戦いに臨んでいました。最後のバトルはとても熱い描写で描かれており私のテンションもうなぎ登りでしたね!
実は2巻を読み始めたときには「おいおい、冒険者から竜騎士見習いになっちまったのかよ…冒険者要素どこいったん?」と若干不服に思っていたのですが………2巻でもやっていることは完全に冒険者稼業で期待通りの雰囲気でしたw
話としては魔術師ヒロイン?の相談に乗ったり、休暇を利用して幼竜と連携を確かめたり、兄が婿入りした領地で依頼をこなしたり………政治的背景や複雑な人間関係が濃すぎず人情に寄っているところも好きなポイントですね。
1巻の発売から2年くらい経っての刊行でしたが、やっぱり『貧乏貴族ノードの冒険譚』は面白い作品でした。地に足の着いた説得力を感じられるライトファンタジーが読みたい人には強くおすすめしたい作品です。3巻もとっても楽しみです!
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