小説や漫画、アニメや映画などを語れる隠れ家を所望する!

気に入った漫画や小説、アニメやゲームをがむしゃらに紹介していくブログ

【ラノベ】『フシノカミ』など…最近読んだライトノベル(2019年1月)

 

 

 

巻数が多い作品がずっと面白いかというとそんなことはない

 

個人的に長く作品を楽しむためにたくさん巻数が発売されている作品がほしいな~と思っているのですが…巻数を重ねるごとにつまらなくなっていく作品もあるわけでして…。

 

そういう作品はガッカリ感も半端ないです。

 

というわけで今回は3作品をご紹介。

 

 

 

 

 

 

フシノカミ 1 ~辺境から始める文明再生記~

 

 

 

おすすめ度

 

★★★★★(満点)

 

ご都合主義をあまり感じさせない文明再生が魅力的な作品です。

 

ところどころでサブキャラクターの視点が導入されており、主人公が周りからどのような人物に見られているかわかる描写が面白かったです。

 

ヒロインも一人で恋愛要素も完備。かなりおすすめの一冊です。

 

 

 

あらすじ

 前世らしき記憶を頼りに、目指せ快適ライフ!

前世らしき記憶を持つ、辺境の寒村に暮らす少年アッシュ。
豊かな生活の記憶を持つアッシュにとって、内燃機関すら存在しない中世暗黒時代並みの今世の生活は耐え難いものだった。
記憶にあるような理想の暮らしを送るためには、現状の最上級ではまったく足りない、今ここに存在しない最低限が必要だった。
アッシュが目指すのは、整備された上下水道や衛生的な住居、馬より速い移動手段で世界を繋いだという文明の再生!
そのためには、遙か昔に発達していたという、古代文明の知識が記された本を読む必要があった。
識字の教育機関を兼ねる教会すら形骸化しつつある中で、アッシュは文字を覚えて本を読み、知識を得る。
さらには、村長家の令嬢マイカをはじめとした、周囲の人々からの協力を得ながら、手始めに自らの住む村で養蜂業の再興を行い、村の発展を目指していく――!
理想の暮らしを手にするため、世界に変革をもたらす少年の軌跡を紡いだ文明復旧譚、開幕!

 (引用元:Amazon『フシノカミ 1 ~辺境から始める文明再生記~』1巻の内容紹介より)

 

 

 

感想

 

前世の記憶がよみがえった辺境暮らしの少年・アッシュによる村立て直し物語です。

 

前世で送った便利な生活を夢見て文字を覚えたり薬草の知識を得たり…特殊能力などはなく前世で得た論理的な思考のみを頼りに生活を豊かにしていくアッシュの姿が眩しいですね。

 

ヒロインであるマイカの片思いも面白かったですし、猟師のバンさんをはじめとするサブキャラクターたちの恋愛要素も豊富でラブコメとしてもかなり楽しめました。

 

『化学で捗る魔術開発』や『異世界料理道』など現代知識が大活躍する作品が好きな人には特におすすめしたい作品です。

 

↓ 『化学で捗る魔術開発』の感想記事

www.kakuregasyomou.com

 

↓ 『異世界料理道』の感想記事

www.kakuregasyomou.com

 

 

 

 

追放悪役令嬢の旦那様

 

 

 

おすすめ度

 

★★☆☆☆

 

導入部分はワクワクしましたが悪役令嬢の正体や真剣味の無さがなんとなくわかると一気にテンションダウンしてしまいました。

 

乙女ゲーを男性キャラ視点で描いたような作品です…。

 

 

 

あらすじ

 悪役令嬢と無自覚チートの主人公が世界を変える異世界ファンタジー!
第4回ツギクル小説大賞 大賞受賞作!

卒業パーティー王太子アレファルドは、自身の婚約者であるエラーナを突き飛ばす。
その場で婚約破棄された彼女へ手を差し伸べたのが運の尽き。
翌日には彼女と共に国外追放&諸事情により交際0日結婚。
追放先の隣国で、のんびり牧場スローライフ!
……と、思ったけれど、どうやら彼女はちょっと変わった裏事情持ちらしい。
これは、そんな彼女の夫になった、ちょっと不運で最高に幸福な俺の話。

(引用元:『追放悪役令嬢の旦那様』1巻の内容紹介より)

 

 

 

感想

 

王太子に婚約破棄された悪役令嬢・エラーナとそんなエラーナと結婚することになった貴族・ユーフランの関係を描いた作品です。

 

婚約破棄されエラーナが国外追放となったため二人で異国に住むことになるのですが…異国にはユーフランの親戚も住んでおりユーフラン自身もかなり優秀なので悲壮感はまったくありません。

 

そんな困らない生活の中で二人は過ごしていくのですが…エラーナの不自然な行動が目立つ目立つw

 

まぁエラーナの正体のこともあり行動の不自然さは仕方ないのですが…本人がゲーム感覚で緊張感もないためあんまり見ていて面白いヒロインではありませんでした。

 

ユーフランとエレーナの二人が喧嘩したり協力したり…もっと二人が接近する要因が描かれていれば面白く感じられたかもしれませんが…そういう描写もあまりありませんでしたね~。

 

 

 

 

異世界転生 君との再会まで長いこと長いこと

 

 

 

おすすめ度

 

★★★☆☆

 

2巻でGiveUpしましたが、1巻は面白かったので★3で。

 

主人公が不良のくせにグチグチつまらないこと考え続けているのがGiveUpの理由その1.

 

戦闘が大雑把で相手が本気出してこない展開が連続で続いてしまったことが理由その2ですね。

 

あとは複数ヒロインだったのも少し関係あるかもしれません。 

 

 

 

あらすじ

 俺、朝倉リューマは不良なのに修学旅行に参加し、クラスごと事故に遭って死亡――そしてヴェルト・ジーハとして異世界に転生した。前世の記憶が邪魔して今の人生を空虚に感じていたある日、親に頼まれ、俺は幼なじみのフォルナと、街に最近できた珍しい料理を出す店へ向かうことになったのだが……なんとその店の主が、前世のクラスの担任教師と判明! 俺たち二人が転生したってことは、他にも転生した奴がいるかもしれねえ。こりゃあ、会いに行くしかねえだろう! 再会の旅に出発だ!!

(引用元:『異世界転生 君との再会まで長いこと長いこと』1巻の内容紹介より) 

 

 

 

感想

 

転生した不良少年が同じく転生していると思われる片思いの相手を探して旅をする物語です。

 

1巻は惚れていた女性を探しだすために旅に出ることを決めたり同級生を助けるために勇気を奮い立たせたりして面白かったのですが…2巻でも頭の中でつまらないことをグチグチ悩んでいるのが個人的には受け付けませんでした。

 

あとは主人公が弱いので仕方ないとはいえ、1巻・2巻ともに相手が死力を尽くして戦っていないのが肩透かしというか飽きたというか…。逆転劇も結局「相手は本気じゃないし油断しまくっていたしな~」という考えが頭をよぎりいまいち盛り上がりませんでした。

 

 

 

記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。