おすすめ度：★★★☆☆
ジャンル：スポ根
勝利しかない
ついに『ウマ娘 シンデレラグレイ』の3巻が発売されましたね。というわけでさっそく読んでみました。(1～2巻の感想はこちら)
感想としましては…3巻は繋ぎって感じですかね～。中央に来たオグリキャップの様子や新しいクラスメイト、日本ダービー出場問題などが描かれていました。
もちろんレース風景も描写されていましたが…そちらはぶっちゃけ「これだっ！」といった山場はなし。
なんというか…努力・友情・勝利の勝利しかない感じと言えばいいんでしょうか？「これぞライバルっ！」と呼べる相手もおらずドラマチックな修行風景や回想もなし…あっさり進んでいく感じでしたね。
う～ん、ダービー出場問題では会長(シンボリルドルフ)がピックアップされており非常に新鮮だったりするんですが…
どうにもレース部分の淡白さで物足りなさを感じてしまう…。やはり色々な部分を史実を元にして構成しているので肉付けが難しいのかもしれませんね～。
というわけで3巻は4巻までの繋ぎと思って読むのがちょうどいいのかな～と思います。4巻では2巻のフジマサマーチくらいに熱い人間ドラマを展開してくれると嬉しいな～。
おすすめ競馬漫画
緑のマキバオー
おすすめ度：★★★★☆
作画に騙されてはいけない系の漫画。はじめはギャグ漫画かと思うかもしれませんが、読み進めていくと努力・友情・勝利を備えた熱いスポコン漫画になります。
ちなみに主役のマキバオーの元ネタはタマモクロスと言われています。
風のシルフィード
おすすめ度：★★★★☆
牧場の一人息子・駿とその相棒である葦毛の馬・シルフィードの成長を描いた競馬漫画です。様々な苦難が彼らを襲いますが、様々な工夫を凝らして必死に乗り越えようとする展開が読み応えあります。
蒼き神話・マルス
おすすめ度：★★★★☆
上記『風のシルフィード』の続編的な作品ですが、主役が変わっているため『風のシルフィード』を読んでいなくても問題ありません。こちらも人間と馬のドラマがしっかり交錯しており少年漫画として読みごたえがあります。
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