おすすめ度:★★★★★(満点)
ジャンル:ヒューマンドラマ ラブコメ コメディ 日常
今回は5月9日に発売された『Artiste』の最新刊9巻を読んでみました。
内容がクリエイターに刺さるんよ…
色々と社会人やクリエイターに刺さる内容が多い『Artiste』ですが…今回は漫画家志望の青年・アキオの話に一番ジーンときましたね。
何かを作りたいと願う多くの人がアキオのように自分の願いや祈りを作品に反映しているんじゃないですかね?
そしてその願いや祈りは意識的にしろ無意識にしろ大きな力(やる気)になるのは事実なわけでして…改めて自分の作り出すものを見つめ直す良いきっかけとなりました。
あとは大人になるにつれて感じる「職場での自分の役割」や「親としての心配」、「仕事での理不尽な出来事」などについて語られているエピソードもあり…
共感性が高過ぎて困っちゃうな~
どれも働いていたら誰もがぶち当たる可能性がある悩みなんですよね。「自分もそういうときあったわ~」と共感しながら楽しく読むことができました。
そしてこの作品の良いところは…話の結末を優しくしてくれているところ。現実は物語のようにうまくいかないことが多いわけでして…そんな思い出を慰めるかのように穏やかに締めてくれるところも気に入っています。
あとは…今回もエルザが可愛かったですね~。
主人公のために陰ながら尽くす姿がいじらしすぎるんだが?ラブコメが本筋の作品ではありませんが…二人の進展も毎回凄く気になってますw
というわけで総評としては…
やっぱり今回も面白かったよ!
個人的には悩み苦しみながらも日々頑張っている人たちにぜひ読んでもらいたい作品No1ですね。
日常を送る中で悩みや苦しみは付きものなわけですが…そんな中でもこんな優しい考え方があるかもしれない・あると素晴らしいな~と思わせてくれる…そんな名作ですよ。
↓ 過去記事はこちら
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踊れ獅子堂賢(モーニングコミックス)
であいもん
参考記事はこちら(5巻)